9月30日(火)と10月2日(木)の2日にわたり、フレイルサポーターやサロン関係者の皆様を対象に「つながりワーカー養成講座」を開催しました。
会場は三好(東部福祉センター)と三加茂(三加茂庁舎)の2カ所、全38名の方が知識を深められました。
本講座は、地域で孤立している人や孤独な人に気づき、つながり、つなげ、見守る人材を養成するものです。
日常生活もコロナ禍前に戻りつつありますが、一度つながりが希薄化したことで、以前のような気軽い声掛けも「やりにくい」「誘いにくい」等ということも多いと思い、開講いたしました。
内容としては、動画資料に沿って「どのように地域で孤立されている方に気づくか」「どのように声を掛けるか」「どのように関係に繋げていくか」また繋げた後も「どのように関わり見守りを継続していくか」ということを、グループワークで話し合い、課題を共有するというもの。
孤立事例は「子ども」「成人」「高齢者」の3種類、虐待や引き籠りや生活困窮の可能性等と難しいものばかり。
しかし、皆さんはどの事例にも真剣に取り組まれ、「日頃からのあいさつから始める」「自分にできる手伝いをする」「民生委員につなげる」等と様々な案を飛び交わせてくださいました。
本講座で勉強したことを踏まえ、今後も地域の中でゆるやかな見守り活動をしていただければと願います。
なお、本講座は『中央共同募金会「地域での孤立に気づき、つながり、見守る人材(つながりワーカー)養成および実践活動助成」』を受けて実施しております。
寄付してくださった皆様への感謝とともに、地域での見守る人材づくりのために教材を提供くださった関係者の皆様にも感謝申し上げます。